SSブログ

ワクチン接種1回目 [雑感]

新型コロナウィルスのワクチン接種1回目を受けました。居住地域の大規模接種会場で、モデルナ製。40歳代後半の女性です。軽い副反応も経験しました。

当日、シャトルバスを利用し、ほぼ予約時刻どおりに会場に到着しました。待機場所として屋外のテントにパイプいすが並べられており、そこに座って間もなく、1列(10名)ずつ会場内に案内されました。予約よりも早く着きすぎた人は待機場所の外で待っていました。

会場入り口には、手指消毒と検温を同時にできる装置が2台置かれていました。さっと通過すると、再び10脚ずつ並んだパイプ椅子に座り、そのまま係員が回ってきて予約時刻のチェックと、問診票、接種券、本人確認書類を手元に持っているかの確認をしてくれました。

順次、会場に入り、本人確認を経て医師の問診。これも引っかかるところは無かったのでさっと先に進み、早速、接種です。きびきびとした女性ドクターが、「緊張してると思いますが、なるべくリラックスして力を抜いて」と優しく声を掛けながら、一瞬で接種してくれました。これ自体はほとんど痛くありませんでした。(不妊治療で腰の筋肉に打った注射の方がよほど痛かったですね)

ここまで、到着からわずか30分ほどで終わりました。会場全体がシステマティックに動いていて、ストレス無く接種を受けることができました。

会場を出る前に、経過観察で15分待機。問診の結果によって30分待機になる可能性もあったようです。その間に、注意事項のパンフレットをもらって、2回目の接種の案内も受けました。わずかに接種した腕と脇の下のリンパあたりの違和感がありましたが、特に問題なしということで会場を後にしました。帰りのバスもちょうどいい時間に乗れました(到着から45分後のバスでした)。

深夜になると、左腕の痛みが強くなり、寝返りが打てないほどになってきました。翌朝には痛みで腕を上げるのが難しくなり、また、熱っぽさを感じるようになりました。よくある風邪では頭痛から始まって発熱したりしますが、それが、頭痛の代わりに接種箇所の痛みから始まるような感覚です。体温は36.9℃で普段より少しだけ高くなりました。概ね普通の生活を、少しペースダウンしながら、送れる程度でした。腕が上げられない程度の痛みは翌々日まで続きました。3日目(接種日を0日として)にはほぼすべての症状が解消しました。

その程度ではありましたが、これまで受けてきた予防接種のたぐいでは、記憶の限り最も強い副反応で、再度の経験は避けられるものなら避けたいなあという程度ではありました。全く素朴な疑問ですが、かかっても軽症と言われる若い世代の方が副反応が強く出るというのは不思議です。若者が「かかってもほとんど無症状で済むなら接種なんかしなくても…」となる気持ちも分かります。新たな疾病に対抗する研究成果に感謝しつつも、もしこのワクチンの普及を図るならば、何か、もう一押し、強く明るいメッセージが必要なのではという感想を持ちました。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:健康

自由と教養 [雑感]

アメリカ大統領選挙の大混乱が伝えられている。
民主主義はいいものだ、自由はいいものだ、と、教わってきたし、そうだとずっと思ってきたけど、その行き着く先があの混乱と対立だろうかと思ってしまう。そんな面はある。
でも、問題はそこだろうか。
あり得ないような扇動をする指導者に、熱狂する支持者がいる。
場合によっては、他方も熱狂的に別の話を信じていたりする。
客観的な言葉を聞かないで、自分が信じたい言葉だけを聞こうとする。
真実の価値を軽んじているということではないかと思う。
学問が軽んじられる事とも通じてくる。学問は正義やコストの問題ではなく真実の追究だ(このことは別の方向に広がる問題なので詳細は省く)。
情報が多すぎて、どこに真実があるか見えなくなっているのではないか。
情報をどう判断するか、リテラシーが追いつかない事態が多くなっているように見受けられる。
リテラシーを涵養するのは雑多な情報などではなく、基本的な教養であるはずだと思う。
教育格差を放置し、十分な教養を身につける機会を得られなかった人たちが増えると、あの混乱につながってしまうのではと危惧する。
さらに利己的な政治のたちが悪いのは、その人たちからこそ支持を得やすいというところだ。
あの混乱と対立は、単に民主主義の帰結というよりは、教養軽視の行き着く先だったのではないかとふと思った。

共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。