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成都(2019年2月)#1 市内まで [中国]

遅ればせながら、先月の成都訪問の覚書を少し。
2月後半の某日、春節休みから平常に戻りつつある頃、中国四川省の成都に行ってきました。

成田から直通の全日空機が成都空港に到着したのは、ほぼ時刻どおりの午後11時前でした。

成都空港から市内への地下鉄は、午後11時頃が最終です。後述のように地下鉄がとても良いので、使えないのは残念なのですが、早々に諦めました。

入国審査は、外国人枠に長い長い列ができていました。それなりにじりじりと待ちましたが、中国人の列がはけたあとは、係員さんがどんどんそちらの列にも外国人を誘導していきました。

ホテルまでの移動は、タクシーにしました。深夜だし、前回、市内でタクシーが不足しているのを実感していたので、乗れるかどうかがやや心配だったのですが、結論から言えば、取り越し苦労でした。
タクシー乗り場は、空港を出てから、かなーり右方向に歩きました。正規のタクシー乗り場には、数人の係員がいて、タクシーと客をさばいています。途中で声をかけてくる白タクは、もちろん、全無視です。
正規の乗り場には長い列ができていましたが、タクシーも十分な数があって、どんどんはけていきました。
私が予約していたのは市内でもやや空港方面寄りのホテルで、タクシー代は38元だったか、ともかく40元もかかりませんでした。

ちなみに、ある旅行会社に空港送迎(出口で名前を持って待ってくれてる、あれ)を依頼すると300元で、まさに、安心確実を買うという感覚。

地下鉄なら3元からで、乗り場には、空港を出てすぐ前にある入り口から地下に降ります。

長くなりそうなので続きはまたの機会に…
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遮断されるということ [中国]

某国某地方で言語の現地調査をするようになって、かれこれ、十二支を一回り半しました。
現地調査をさせていただいているいくつかの小さな町や、その付近の大都市の変わりようは、まさに目をみはるばかりです。
スマホ・WeChatも普及し、大部分の人とは連絡もずいぶん手軽にできるようになりました。

しかし、あるかたとは、突然、連絡が取れなくなりました。
その方は年配でスマホも持っていないので、電話するしかないのですが、2日前まで話ができたその番号が、呼び出し音も鳴らず、(電源が入っていないとか番号が存在しないとかの場合はアナウンスが流れるはずですがそれもなく)異音がしてぷつっと回線が切れるのです。
その方の娘さんのWeChatにメッセージを入れると、「○○(その町にアクセスするには必ず経由する大都市)に着いたの?」と返信がありましたが、その後は、何を送っても何の反応もありません。

この体験は、初めてではありません。
今年2月末、久しぶりの再会を期してその町に向かったのですが、町に到着したその日に現地公安と外事部から、(民族問題で)難しい時期だから、安全のために、帰るようにと通告され、こちらは逆らう気持ちもなく従ったのですが、その後1か月ほどの間、今回と同じように、連絡がつかなくなりました。

通信網が発達したと言っても、その国で普通の人が持つ連絡方法は、電話とWeChatです。少なくとも今回連絡を取りたかったその人たちと私の間にはそれしかありません。そうなると、何かによって遮断されるということがこれほど簡単に起きるのかと、それが恐ろしく感じます。

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