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汶川映秀・追記(雑感)

先ほど映秀付近の写真をアップしましたが、少し追加です。

今回は、行きも帰りもくすんだ空でした。
新しい国道は、古い国道を避けるように、川の対岸に伸びていました。
対岸に、埋もれたまま掘り起こされていないかつての道を見ながら進むのは、なにやら凄まじいものに思われました。
山肌は、草に覆われたところと砂利がむき出しの所がまだらになっていました。
地震から3年を経て、ようやく緑になってきたのだそうです。
今年の夏も新たな地滑りや土石流が頻繁に発生し、何度も通れなくなったそうです。地震で地盤が緩んだせいだろう……と四川の人たちは言っていました。
もしかしたら、その前に、木材を利用するために山の木が伐り尽くされたことも、忘れない方がいいのかもしれませんが……

帰り道、たまたま汶川鎮で昼食をとることになりました。
新しい建物が並び、道端にはリンゴやクルミなど季節のものを売るひとたちが並び、レストランには多くの人が入って、活気に満ちているように見えました。

Wenchuan_market.JPG

けれど食事を終えて町を出ようとしたとき、その道は岩でふさがれていました。
別の道に回って成都へ向かいました。
町の裏には山が迫っています。ここに住む人たちは、日々不安なのではないだろうかと、勝手ながら想像しました。

この日、映秀から都江堰へ向かう高速道路が、理由は分かりませんが、通行止めになっていました。
それで、少し回り道になる国道を通ったため、「震源地」の真横を通ることになりました。
震源地は、しんとしていました。
カメラを向けると、ちょうど霧雨がさらさらと降り始めました。

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